「ピアノを始めたい」と思ったとき、意外と悩むのが電子ピアノ選びです。
- できるだけ安く始めたい
- でも、すぐ買い替えるのは嫌
- そもそも大人の初心者に、どこまでの電子ピアノが必要なの?
私も電子ピアノ選びには、かなり迷いました。そして実際に、これまで2台購入しています。
最初に買ったのは、2万円台の折りたたみ式電子ピアノ「TERENCE X88E」。その後約1年間ピアノを続けてから、YAMAHAの「P-225」に買い替えました。
今振り返ると、1台目を買ったことも、2台目に買い替えたことも、どちらも無駄ではありませんでした。むしろ2台使ったからこそ、「初心者の電子ピアノ選びで、ここは見ておいたほうがいい」と思うポイントがわかったのです。
この記事では、私自身の経験をもとに、
- 大人のピアノ初心者におすすめしたい電子ピアノ5機種
- 2台使ってわかった違い
- それぞれ、どんな人に向いているのか
をまとめました。
「後悔しない電子ピアノを選びたい」と思っている方に、参考になればうれしいです。
ピアノ本体だけでなく、教本や練習環境まで含めて最初に知りたい方はこちらで解説しています。
結論|大人のピアノ初心者におすすめの電子ピアノ5選
まずは、今回紹介する5機種を一覧にしました。安い順に並べています。
| 電子ピアノ | こんな人に | 価格の目安 |
|---|---|---|
| KORG B2+ | まず安く、ちゃんとした鍵盤で始めたい | 約4〜5万円台 |
| KORG B2+SP | スタンドとペダルまで一式そろえたい | 6万円台 |
| CASIO PX-S1100 | デザインが好み・音や鍵盤が好み | 5万円台 |
| YAMAHA P-145 | YAMAHAがいい、でもP-225は予算オーバー | 約6万円前後 |
| Roland FP-10 | 鍵盤のタッチを重視したい | 約6万円前後 |
| YAMAHA P-225 | 予算が出せる・YAMAHAの音が好き | 約8万円 |
※価格は2026年9月時点の目安です。時期や販売店によって変わるため、購入時には最新価格をご確認ください。
私が実際に購入したのは、YAMAHA P-225と、この一覧にはないTERENCE X88Eです。
B2+、PX-S1100、P-145、FP-10については、私が所有している機種ではありません。そのため以下では、「実際に弾いて感じたこと」と「メーカー情報などから判断したこと」を分けて書いていきます。
2026年9月、YAMAHAの電子ピアノの値上げについて
この記事を書き直すきっかけになった出来事です。
2026年9月1日から、YAMAHAの電子ピアノと電子キーボードの価格が改定されました。私が使っているP-225は、以前は5〜6万円台で買えましたが、現在は約8万円になっています。
P-145も同じです。以前は4〜5万円台だったものが、6万円前後に上がりました。
他メーカーはほとんど動いていません。CASIOのPX-S1100は5万円台、RolandのFP-10は6万円前後、KORGのB2+にいたっては4万円台から買えます。
つまり今は、P-145よりB2+のほうが安いのです。
以前この記事でP-145を「できるだけ予算を抑えたい人向け」として紹介していましたが、その役割はB2+に移りました。
P-145が悪くなったわけではなく、おすすめする立ち位置を変更します。
今のP-145は、「YAMAHAがいい。でもP-225は予算オーバー」という人のための1台です。この記事でもその位置づけで紹介します。
私自身は値上げ前の2026年1月にP-225を買いました。正直なところ、今の価格だったら買えていたかどうかわかりません。
私が電子ピアノを2台使ってわかったこと
私がこの記事で一番お伝えしたかったところです。
1台目は「安く始めたい」で選んだ
私がピアノを始めたとき、最初から高価な電子ピアノを買うつもりはありませんでした。
とにかく早く弾いてみたくて引っ張り出した、キッズキーボードでスタート。1ヶ月後、1曲弾けたところで、88鍵盤の電子ピアノを探しました。
そのときの私の条件は、「続くかどうかわからないから、2万円台までの安めのもの」「88鍵盤」「置き場所・片付けに困らないコンパクトなもの」の3つ。
そこで選んだのが、2万円台の折りたたみ式電子ピアノ、TERENCE X88Eです。
折りたためるので収納しやすく、普通の据え置き型電子ピアノよりも気軽に置けます。「ピアノを始めてみたい」という最初の一歩として、私にはちょうどよかったのです。
私はこのピアノで1年間練習を続けました。
▶ TERENCE電子ピアノX88E本音レビュー|評判とデメリットも
X88Eを実際に使った感想や、メリット・デメリットを詳しく書いています。
1年後、P-225に買い替え
ピアノを始めて約1年。「もっと良い電子ピアノで練習したい」という気持ちが出てきました。
1台目に大きな不満があったわけではありません。それでも、少しずつピアノが弾けるようになってくると、「もっと本物のピアノに近い鍵盤で弾いてみたい」と思うようになったのです。
そして2026年1月末、ずっと憧れていたYAMAHAのP-225を2台目として購入しました。
独学1年という節目だったこと、ピアノ専用のスペースを確保できたことも、買い替えのきっかけでした。
2台を比べて、改めて鍵盤の違いがわかった
P-225に替えて、一番最初に感じたのは鍵盤の違いでした。
1台目を使っていたときは、それほど不満に思っていなかったのです。しかしP-225を弾いてみると、「ハンマーアクション」と呼ばれるリアルなタッチに、「こんなに違うんだ」と感動しました。
1台目では、押した鍵盤がバネのように跳ね返ってくる感じがあり、当時の私はそれを、「重い」と感じていました。
ところがP-225に替えたあと、1台目と比べてみると、全く違う感触でした。1台目の鍵盤は、キーボードのようなバネの跳ね返りを強く感じるのに、タッチそのものはP-225より「軽い」。当時とは正反対の印象で、自分でもびっくりしました。
比べる相手がいないうちは、鍵盤の質は自分では判断できません。
これは2台使ったからこそ感じたことです。
スピーカーが大きくても、音質が良くなければ意味がない
もうひとつ、2台使ってわかったことがあります。
1台目のX88Eは、スピーカーがかなり大きい機種でした。音量もしっかり出ます。しかし実際に弾いてみると、「音が大きい」のと「音質が良いかどうか」は別なんだと気付かされました。
スペック表を見ていると、スピーカーの出力(W数)はつい気になります。私も最初は気にしました。
でも今は、出力の数字より音質そのもののほうが大事だと思っています。大きな音で気持ちよくない音を聴くより、音量はそれほど大きくなくてもきれいな音のほうが、練習は楽しくなります。
1台目を買ったことは後悔していない
誤解しないでください。「安い電子ピアノを買うと失敗する」という話ではありません。
私自身、最初のX88Eがあったからピアノを始められました。もし最初から「10万円以上の電子ピアノを買わないと」と考えていたら、もしかしたらピアノを始めていなかったかもしれません。
だから私は、「最初から高いものを買うべき」ではなく、「自分がどこまで続けるつもりなのかを考えて選ぶ」のが大切だと思っています。
私は始めて1年後にP-225に替えてからは、音・鍵盤のタッチ感・操作性が良くなり、さらにピアノを弾くのが楽しくなりました。
▶ P-225を半年使った独学主婦の本音レビュー|評判・比較も
「なぜP-225を選んだのか」「実際に使ってどうだったのか」を詳しく書いています。
初心者が電子ピアノを選ぶときに見たいポイント
電子ピアノを調べ始めると、音色数や接続機能など、いろいろなスペックが出てきます。私が2台使ってみて思うのは「最初から全部を比較する必要はなく、ポイントをおさえればOK」ということです。
私なら、この5つのポイントに注目します。
- 88鍵盤&ハンマーアクション鍵盤
「ピアノ」を練習する目的なら必須。 - 鍵盤のタッチ
毎日いちばん触る部分。私が2台で最も違いを感じたところ。 - ヘッドホンで弾いたときの音
自宅練習の大半はヘッドホンです。 - 出しっぱなしにできるか
しまうと「今日は面倒だな」の日が増えます。 - 今の価格ではなく、何年使うか
買い替える前提なら、安いモデルでもかまいません。
それぞれのポイントの詳しい解説は、以下の記事にまとめています。
▶【主婦向け】独学でも後悔しない電子ピアノの選び方5つの基準
鍵盤・音・置き場所・予算の考え方を、独学主婦の目線で詳しく解説しています。
大人の初心者におすすめの電子ピアノ5機種
ここからは、今回おすすめする5機種を1台ずつ見ていきます。安い順に紹介しています。
KORG B2+|お手頃価格で、一式そろえたい人に
B2+は、私は実際には触っていません。ここは公式の仕様と評判をもとにした紹介になります。
まず価格から。単体のB2+なら4〜5万円台。この5機種のなかでいちばん安く、しかもNH(ナチュラル・ウェイテッド・ハンマー・アクション)鍵盤の88鍵です。日本メーカーの製品でこの価格は、かなりお手頃だと思います。
アンプ出力は15W×2。この価格帯としては大きめの数字です。ただ、先ほど書いたとおり、出力の大きさと音の良さは別物です。
B2+の音については、YAMAHAやRolandと比べると繊細さやリアルさで一歩譲る、という評価が多いようです。
操作面はシンプルで、ボタンが少なく迷いにくい構成です。USB端子はType-Cなので、パソコンやタブレットとつなぎやすいのも今どきです。
B2+を購入するときに注意したいのが、型番の違いです。
単体の「B2+」に付いてくるのは、ACアダプター、譜面立て、ダンパーペダル、取扱説明書まで。スタンドと3本ペダルは別売りです。
一方、「B2+SP」は専用スタンドと3本ペダルが最初から付いたセットで、6万円台。あとから買い足すより安く済みます。
机やテーブルに置いて始めるなら単体のB2+、置き場所が決まっていて一式そろえたいならB2+SPを選べば間違いありません。
B2+ 単体
B2+SP スタンド・3本ペダル付き
CASIO PX-S1100|デザインと軽めの弾き心地が好みの人に
PX-S1100の特徴としてよく紹介されるのが、奥行き23.2cmのスリムなボディです。
ただ、本体は確かに薄いのですが、スタンドを置いてしまうと、床の占有面積は他社とそれほど変わりません。スタンドの脚は本体より前後に張り出すからです。「省スペースだから」という理由だけで選ぶと、思っていたのと違うということになりかねません。
では、何を理由に選ぶといいのか。私は次の3つだと思っています。
ひとつは見た目のすっきり感。もうひとつは、ツヤのあるボディとカラーバリエーションの、未来的でスタイリッシュなデザイン。そして音と鍵盤タッチの好みです。
このデザインは、好みが分かれると思います。私は「おしゃれだな」と感じましたが、木目調のピアノらしい重厚感を求める方には物足りないかもしれません。毎日目に入るものなので、見た目も大事な判断材料です。
購入前に店頭で試奏したときの私の感想は、「P-225より少し鍵盤が軽いな」でした。音は、他機種よりもなんとなく「優しめ」だった印象です。
もっとも、楽器店の中は音が混ざっていて、初心者の私には細かい違いまで聴き分けられませんでした。同じように「試奏したけどよくわからなかった」という方も多いのではと思います。
そしてもうひとつ。YAMAHAが値上げした今、5万円台で買えるこの機種を、予算面から選ぶ方も増えるのではないでしょうか。
YAMAHA P-145|YAMAHAがいい、でもP-225は予算オーバーという人に
P-145は、値上げ後の今、役割がはっきりしたと思っています。
P-225と同じGHC鍵盤というのが、大きなポイントです。音色は10種類、最大同時発音数は64音と、機能面はP-225よりだいぶ抑えられていますが、毎日触る鍵盤の部分は同じものが使われています。
つまり、「YAMAHAの鍵盤で練習したい。でも8万円は出せない」という人の答えがP-145です。
値上げでいちばん安い枠からは外れましたが、この役割は他の4機種には担えません。B2+もPX-S1100もFP-10も、YAMAHAではないからです。
なお購入するときは、「P-145」とBluetooth®オーディオ機能が追加された「P-145BT」を間違えないよう、型番を確認しておきましょう。5,000〜10,000円ほど価格差があります。スマホの曲を本体スピーカーから流して一緒に弾きたいなら、BTのほうが便利です。
もうひとつ、「P-143」(Bluetooth付きはP-143BT)という似た型番の機種との混同にも注意です。
違いは、別売りの3本ペダルユニットを付けられるかどうかで、音源も鍵盤も同じです。P-143のほうが数千円安く買えます。ただし価格差はショップによってかなり違うので、比べてみてください。
私はまだ1本のペダルも使いこなせていないので、3本ペダルの機能が今すぐ必要かというと、必要ないです。それでも、いずれ追加するなら3本のほうがかっこいいので、数千円の差であれば、私ならP-145を選びます。
もちろん「3本ペダル機能はいらない、少しでも安いほうがいい」ならP-143でももちろんアリの選択肢です。
Roland FP-10|鍵盤のタッチを重視したい人に
FP-10は、同じ鍵盤(PHA-4スタンダード鍵盤)とされるFP-30Xを店頭で試奏した体験と、機種の特徴をもとに紹介します。
この機種でいちばんすごいのは、この価格帯でエスケープメントが付いていることです。エスケープメントとは、グランドピアノの鍵盤をゆっくり押したとき、途中で「カクッ」とした軽い抵抗感のこと。6万円前後のモデルで再現されているのは、なかなかありません。
同じ鍵盤のFP-30Xは、より深く沈むような本格的なタッチでした。音も他メーカーと比べると、まろやかさと深みを感じたのを覚えています。
タッチ感を重視する方と、Rolandの音が好きな方には、この価格帯でいちばんの候補になると思います。
ただし、鍵盤の重さや音の好みは人によって違います。やや重めという声もあるので、試奏できるなら実際に触ってみてください。
YAMAHA P-225|予算が出せる人・YAMAHAの音が好きな人に
私が現在使っているのがP-225です。
買い替えてまず感じたのが、ハンマーアクション鍵盤の感触。そして音が、1台目よりずっときらびやかでクリアで、好きな音に近くなりました。
特にヘッドホンで弾いたとき、「この音、聴きたかった音だ」と思えて、気持ちがいいです。
操作についても、最初は説明書を見ながらでしたが、すぐに慣れました。
そして何より、「P-225に替えてから、ピアノを弾くこと自体がさらに楽しくなった」というのが、私にとって一番大きかったです。
ただ残念なことに、2026年9月の値上げで、P-225はおよそ8万円になりました。私が買ったときより2〜3万円高い価格です。
8万円でも、私はやっぱりP-225が欲しいと思います。ただ、買うかどうかはかなり悩むはずです。子どものころからYAMAHAのピアノに憧れて、音も自分の好みだからです。
しかし同じ理由を持っていない方には「P-225にしましょう」とは言えないな、というのが今の気持ちです。
ここで紹介した5機種は、どれも88鍵盤とハンマーアクション鍵盤を備えています。予算と優先したいことで選べば、大きく外すことはありません。
そのうえで、YAMAHAの音が好き、どうしてもYAMAHAがいい、長く使うから予算は出せる。そう思える方なら、P-225はきっと満足できる1台です。
今の私がもう一度、独学を始める段階で買うとしたら
私はいまP-225を使っています。買ってよかったと思っていますし、後悔もありません。
でも、もう一度、独学を始める段階に戻って選ぶとしたら、私はP-145BTかFP-10を選ぶと思います。
理由は3つあります。
生ピアノに近い感触への憧れが強いこと。だから鍵盤のタッチは妥協したくありません。
そして、憧れのメーカーのものがいいという気持ち。私の場合はYAMAHAでした。ここは理屈ではないので、自分の気持ちに従っていいと思っています。
3つめは、P-225の8万円が、独学を始めたばかりの段階では少し重いこと。続けられるかどうかもわからない時期に出す金額としては、ためらいます。
この3つを同時に満たすのが、P-145BTとFP-10です。YAMAHAの鍵盤が欲しいならP-145BT、タッチの本格さを取るならFP-10。どちらも6万円位で収まります。
予算が許すならP-225です。それは今も変わりません。2台目に選んだことを後悔していないのですから。
ただ「最初の1台」として考えると、私はこの選択をすると思います。
電子ピアノを買うとき、本体以外に必要なもの
電子ピアノ本体だけ買えば、すぐ快適に練習できるとは限りません。
私なら、次の3つも一緒に考えます。
- スタンド
卓上タイプの電子ピアノなら必要。
しまってあるピアノよりも「すぐ弾ける状態」のピアノにしておく方が、練習が続きやすくなるからです。 - イス
毎日練習するなら高さが調整できるものを。
高さが合わないと姿勢が悪くなり、疲れやすくなります。 - ヘッドホン
特に夜間の練習では必須。
ピアノ本体以外に何をそろえればいいかは、こちらの記事で詳しく解説しています。
電子ピアノ初心者のよくある質問
88鍵盤の電子ピアノを買ったほうがいい?
私は、ピアノを独学で練習するなら88鍵盤をおすすめします。私自身も88鍵盤の電子ピアノを使っています。
特に、将来的に弾きたい曲が決まっているなら、最初から鍵盤数を確認しておいたほうが安心です。
キーボードではダメ?
「ピアノを少し触ってみたい」という目的なら、キーボードから始める方法もあります。
ただ、ピアノを練習することが目的なら、私は88鍵盤の電子ピアノを選びます。鍵盤のタッチ感も、実際に練習していくうえで気になる部分だからです。
安い電子ピアノでも大丈夫?
安い電子ピアノから始めても大丈夫です。
私は数千円の娘のおもちゃのキーボードから始めて、初めての購入は2万円台のX88Eを使っていました。ただ、私の場合は1年続けたことで、もっと鍵盤や音にこだわりたくなりました。
始めるときには十分だったものが、続けているうちに物足りなくなることはあります。これは2台使ってみて感じたことです。
YAMAHAの値上げ前の在庫はある?
販売店によっては、値上げ前の価格で残っている在庫があるかもしれません。ただ、私が確認した時点で、大手楽器店のオンラインショップはすでに新価格に切り替わっていました。
P-225は納期が先になっているお店もあります。複数の販売店で価格と在庫を比べてみてください。
中古の電子ピアノはどう?
私は新品をおすすめします。鍵盤の内部は劣化していても外から見えず、試奏できなければ確認しようがないからです。
初心者のうちは、不具合なのか自分の弾き方の問題なのかも判断できません。そこで悩む時間がもったいないと思います。
電子ピアノ以外に、どのくらいお金がかかる?
電子ピアノ本体以外にも、教本、楽譜、イス、スタンド、ヘッドホンなどにお金がかかります。
こちらの記事で、私がピアノを独学で始めてから1年間にかかった費用をまとめています。
ピアノを始めても続かなかったらどうしよう?
これは、私も最初は思いました。でも、最初から「何年続けるかわからないから買わない」と考えていたら、いつまでも始められません。
私の場合は、まず子どものおもちゃのキーボードでスタート→1ヶ月後に2万円台の電子ピアノ購入→半年後にスタンドやイスなどの周辺環境を整える→1年後に2台目のP-225を購入。という流れでした。
だから、「最初から完璧な環境を作らないといけない」と思わなくて大丈夫です。
自分が続けられる範囲で始めてみる。そして、続けてみて「もっとこうしたい」と思ったら、そのときに考える。それで十分だと思います。
まとめ|最初の1台は「続けやすさ」で選びたい
電子ピアノは、価格も機能もさまざまです。だからこそ、スペックを全部比較し始めると、どんどん迷ってしまいます。
私が2台使ってみて感じたのは、「自分が毎日触りたいと思えるかどうか」も、かなり大事ということです。
私の購入の流れは、最初が2万円台のX88E。約1年間ピアノを続けて、もっと弾きやすい鍵盤で練習したくなり、P-225へ。この2ステップでした。
1台目を買ったことを後悔しているわけではありません。むしろ最初の1台があったから、ここまでピアノを続けられたと思っています。
だから、これからピアノを始める方にも、「絶対に高い電子ピアノを買わないといけない」とは言いません。
優先したいことをひとつ、決めてみてください。
安さならB2+、一式そろえるならB2+SP、デザインならPX-S1100、YAMAHAの鍵盤ならP-145、タッチ感ならFP-10、YAMAHAの音ならP-225。それだけで、候補はぐっと絞れます。
電子ピアノは「いくらのものを買うか」だけでなく、「これからどんなふうにピアノを続けたいか」で選ぶと決めやすい。
これが、2台使った私の実感です。
るなるなこれからピアノを始める方が、自分に合う1台を見つけられるよう願っています!

