40代主婦のピアノ独学チャレンジ日記～子育てとパートの合間の3～4ヶ月目

40代後半でピアノの独学を始めましたるなるなです。

家事・子育て・パート仕事・ブログに奮闘しつつ、趣味ピアノを楽しんでいます。

この記事は、ピアノの独学にチャレンジして3ヶ月目～4ヶ月目の2ヶ月間の記録です。

と悩んでいる方に、私のリアルな体験をお届けします。

ピアノは忙しい人こそ楽しめる、独学チャレンジする価値のある趣味です。

3ヶ月目・4ヶ月目は、忙しい中でも楽しくて没頭しすぎて、結果手首の腱鞘炎になります（汗）。

そして下記2つのことを学びます。

折りたたみ式の安価ではあるものの初めて電子ピアノを手に入れ、体調も戻りやる気MAXの主婦るなるな。

【簡単ピアノ楽譜】「One Last Kiss 」（宇多田ヒカル） の習得に一心不乱に取り組みます。

ときには家事そっちのけで「一体何をめざしてるんですか」状態なときもありました。

ピアノ独学チャレンジ3～4ヶ月目の記録が、ピアノを始めようとしている方、初めて間もない方の背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

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3～4ヶ月目の練習記録と工夫

今回は3ヶ月目～4ヶ月目、およそ2ヶ月分の記録です。

使用した教材

練習3～4ヶ月目は、【簡単ピアノ楽譜】One Last Kiss – 宇多田ヒカル / シン・エヴァンゲリオン劇場版 主題歌 / Utada Hikaru – Evangelion | Easy Pianoを中心に練習しました。

【簡単ピアノ楽譜】Beautiful Worldは、練習始めに必ず一度は指慣らしとして弾くことに。

練習法の本と教本は、YouTuberさんがおすすめしていた人気の2冊を購入。

寝る前や空き時間などに少しずつぱらぱら読んでいます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2025年3月下旬～4月第1週：「One Last Kiss」①前奏～1番Aメロまで

練習3ヶ月目の1週目～２週目あたりです。

※「Aメロ」「Bメロ」などは私が勝手に曲のまとまりごとに区切ってつけた名称です。

息子の小学校卒業式や義父の退職祝い旅行が終わり、この週からは中学入学準備に追われます。

前の週に崩していた体調は次の週のパートに行くまでにはほぼ回復し、忙しい中でもピアノ練習が私の楽しみとなっていました。

先週から少しかじっていた「One Last Kiss」の簡単ピアノ楽譜（Doremy*さん）の練習を本格的に進めていきます。

前奏からかっこいい曲です。

前奏部分は同じ音の繰り返しなのでさほど苦労せずクリア。

11小節目の歌い出しの部分～18小節目までのAメロ部分でまずつまずきます。

右手パートの、ソ#の16分音符の連打とレ#、ド#、シの音の組み合わせが似てるのに微妙に違う小節が7小節分続くので、頭と指が混乱しまくります。

「ソ#ソ#ソ#ソ#ソ#レ#ード#レ#ド#ー‐」
「ソ#ーソ#ソ#ソ#レ#レ#ド#レ#ド#ー‐シ」
「ソ#ソ#ソ#ソ#ソ#レ#レ#ド#レ#ード#ーーシー」

とこんな感じで、微妙な違いがなかなか覚えられません。

覚えても指がうまく動いてくれません（結局覚えてない？）。

また力のない小指を使って16分音符を連打すること自体が慣れないので難しいです。

原曲を聞き歌詞とリズムを覚え、また楽譜のYoutube演奏も何度も見返しながら練習します。

歌詞がないとどこを演奏しているのかわからなくなってしまうので、歌詞を歌いながら何度も繰り返し練習しました。

2025年4月第2週～第3週：「One Last Kiss」②1番Bメロ＆サビ

練習3ヶ月目の3週～4週目辺り。

息子が中学入学を迎え、授業参観などもありハラハラドキドキの2週間でした。

似ているけど微妙に違うAメロをなんとかこなし、Bメロへ。

左手の和音を覚えるのに苦労しますが、構成自体は左手ほぼ全音符＋右手四分音符と八分音符のゆったりとしたリズムなので比較的スムーズにできました。

そしてサビへ突入します。

「オーオー、オーオー、オ、オ」

エヴァらしい（エヴァが出撃するときのBGMに似ている）リズムをサビに取り入れるセンスが流石だなあと感心してしまいます。

が、このリズムを右手に、左手は4分音符のリズムを組み合わせて弾く、ということが全くちんぷんかんぷんの世界です。

また一音ずつ同時に引く音、次に引く音・・・と引く順番にマーカーを弾いて、とにかくゆっくり両手で弾くリズムを体に染み込ませようと頑張ります。

このサビの部分が弾けたらとても気持ちいいはず。

この後の間奏部分も、右手パートに16分音符が交じる早いリズムの繰り返しで複雑です。

そのため、とにかく1番のサビまでを3ヶ月目の目標として取り組みました。

1曲目の練習曲「Beautiful World」より難しいポイントがたくさんあります。

2025年4月第4週～：「One Last Kiss」③1番と2番の間奏部分

練習4ヶ月目に突入、1週目。

中学の学習に難しさを感じつつも、担任の先生は一生懸命で感じの良さそうな先生で少し安心し、少し落ち着いて着た頃です。

娘はなかな新しい先生とクラスメイトに慣れない様子。

たった4小節分の間奏にも苦労します。

原曲のような速いテンポでは到底無理なので、私の場合、

4分音符1つの長さを「ターン」または「タンタン」（「タン」2回分の長さ）

8分音符を「タン」

16分音符を「タ」

と頭の中でカウントし、かなりゆっくりめのテンポで練習していました。

Doremy*さんのYoutube演奏は入門用とあってだいぶゆっくりめの演奏なので助かります。

しかしそれ以上にゆっくりのテンポでの練習です。

右手パートは、「タン・タン・タタン・タタン・タタン・タタン」のリズムを2回 ＋「タン・タン・タタン・ターー‐ン」（「ターー‐ン」は16分音符＋2分音符の長さ）。

左手はサビと同じく4分音符のリズムで、4パターンの和音を小節毎に変えて弾く構成。

上記右手パートの太字の所のタイミングで左手の3和音が別の3和音に変わります。

しかし右手を弾くのに必死なため、左手まで意識が回らず指が追いついていきません。

またこの右手パートの16分音符の部分は小指で弾くので、小指の力がない私にとっては意識的にかなり力を入れて弾かなければなりません。

そっちに意識を取られすぎると、左手が上手く動かなくなってしまうのです。

とにかく繰り返して、ゆっくりのテンポで練習しました。

2025年4月第5週（5月第1週）：「One Last Kiss」④2番Aメロ～2番間奏まで

練習4ヶ月目の2週目。

世間はGWですが、私を筆頭にインドア派の多い我が家は買い物に出かけたくらい。

ほぼ家でまったり過ごしていました。

ブログ記事作成が楽しくなってきた時期でもありました。

2番のAメロは、1番Aメロと似ているのですが右手パートのメロディが小節ごとにまた微妙に違います。

その微妙な違いがとても美しいな、と思うのですが、指が覚えるのに毎回てんてこ舞いです。

2番Bメロ→サビ→間奏は、少しの違いはあるもののほぼ1番と一緒なので比較的スムーズに弾けました。

2025年5月第2週：「One Last Kiss」⑤3回目Bメロ～Dメロまで

練習4ヶ月目の3週目。

娘の個人面談、息子の小テストや補習対策、仮入部活動など、新環境に慣れ始めつつもまだバタバタ感がありました。

3回目Bメロは最後の部分が少し違うだけなので問題なくクリア。

Cメロと名付けた部分は「忘れられないひと」の語尾「と」の部分と語頭「わ」を重ねて繰り返し歌う所。

「ソ#レ#ド#シシレ#ド#シソ#レ#」の繰り返しを、指がどうしてもどこかしら間違えます。

ずっと８分音符の難しいリズムではないのに。

おなじ長さの音だから返って間違えやすいのでしょうか。

3回目サビは終わりの95小節目以外２番サビと同じです。

Dメロは、歌詞の「忘れられない」を繰り返す部分。

途中「忘れられない人」を挟んで全部で5回ほど「忘れられない」を繰り返すのですが、今楽譜のどこの何回目の「忘れられない」か、わからなくなってしまいます。

楽譜を良く見てみると、左手和音の4パターン4小節分をひとまとまりとして区切って弾けば覚えやすいと解ります。

最初の左手和音4パターン（95～98小節）で「忘れられない」✕2 ＋「忘れられないひと（わ）す」。

次の左手和音4パターン（99～102小節）で「れられない」+「忘れられない」✕2 ＋「忘れられないひと」。

2025年5月第3週：「One Last Kiss」⑥最後の間奏＆Eメロ（ラストまで）

練習4ヶ月目の4週目。

中学の部活＆教育課程説明会がありました。

娘は視力低下や虫歯などが見つかり、通院など対応に追われます。

4分音符の長さを3等分して流れるように弾く「3連符」が初めて出てきます。

YouTubeの演奏を聞いて、真似する感覚で弾き方を覚えていきます。

三連符の最初の音を小指で弾くため、力がなくて鍵盤がきちんと押せないことが頻発。

とにかく何度もやるしかありません。

3～4ヶ月目の困難と対策

細かく上げればつまづきや悩みは沢山あるのですが、この期間の1番大きな困難は腱鞘炎になってしまったことです。

独学練習を始めて4ヶ月目のGW前後から、右手小指側の手首のつけ根がズキズキ痛みだしました。

手首の付け根が腱鞘炎に：詳細と原因

家事やパートの仕事中にも、少し重いものを持つだけでズキズキ痛みを感じていました。

痛くて大根おろしも右手ではすれず、酷いときには痛みでなかなか眠れなかったり、夜中に起きてしまう始末。

考えられる原因は以下の3つです。

①力の無い小指を無理に力を入れて多用した

「One Last Kiss」の楽譜では16分音符で連打するなど右手小指を使うことが多く、力の弱い小指を必死に鍵盤に叩きつけていました。

特に基礎訓練などをしていない私の手指は、たった一音でさえ小指にぐっと力を入れないとしっかり音を出せません。

普段あまり使わない部分に無理に力を入れていたので、筋や筋肉が悲鳴を上げたのでしょう。

②練習に夢中になり練習時間が長すぎた

練習時間も、少なくても30分、夢中になると休み無しで1時間以上練習することもありました。

③ピアノを弾く姿勢が悪い

食卓テーブルの上にピアノを置き、高さの変えられないイスで練習していました。

そのため、ピアノと体の距離や腕の高さなどが良くなかったようです。

腱鞘炎の解決策

パートや家事、睡眠にまで影響が出てきて流石に危機感を感じた私が、腱鞘炎を改善するためにとった対策は以下です。

①1回の練習時間を減らす

5月の連休明けから、練習1回につき10分以内とかなり減らしました。

物理的に痛すぎて練習が長く続かなかったというのもあります。

本当に役立つ！ピアノ練習法74 (Rittor Music)のメソッド39を参考に、10分ほど練習したら必ず休憩するか、やめて他のことをするように意識しました。

②弾く姿勢を見直す

以下の点を意識して、手首に負担のかからない正しい姿勢を保つように努力しています。
ピアノの教科書（YAMAHA）の演奏フォームを参考にしました。

イスの高さは、ドーナツクッションやシートクッションを重ねて調節しました。

③指のトレーニングを取り入れてみる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

本当に役立つ！ピアノ練習法74 (Rittor Music)のメソッド1を参考に、とりあえずすぐできる以下2つのことを気が向いたときにやってみています。

3～4ヶ月目の成果と今後の目標

できるようになったこと・覚えたこと

「One Last Kiss」を、最初から最後までおおよそ暗譜して弾けるようになりました。

今までできなかった部分が繰り返し練習しているうちにあるときすっと弾けるようになるタイミングがあって、それがすごく嬉しいです。

ただ、一度もミスタッチなしに弾けるようになるには、まだまだです。

3連符というものは初めて知りました。

頭では理解しているつもりでも、小指も含めて弾かないと私の場合どうしても上手くできないので、腱鞘炎との戦いでした。

5ヶ月目の目標

「Beautiful World」、「One Last Kiss」をミスタッチ回数を極力少なくし、スムーズに弾けるようになるのが当面の目標。

メトロノームはその後に挑戦していく予定です。

しかし腱鞘炎を改善しないとピアノはおろか日常生活もままならなくなりそうなので、しばらくは練習時間を少なめに、痛みを取ることを最優先していきます。

教本も購入したので基礎の練習も取り入れていこうと思います。

また同じ楽譜や基礎だけだとあきてしまうのと休憩も兼ねて、次に弾きたい練習曲を模索中です。

（実は4月中頃に次に弾きたい曲を見つけているのですが、難しすぎて悩み中です。）

3～4ヶ月目まとめ：弾く楽しさに没頭しすぎ＆基礎力の弱さは体を痛める

3～4ヶ月目は、ピアノの楽しさをあらためて実感しつつも、

の大切さが身にしみた2ヶ月間でした。

初めて自分のピアノを手に入れ、体調も戻り、色々とやることはあってもやる気に満ちあふれていたこの時期。

少しずつでもできるようになるのが楽しくて、30分のつもりが1時間、2時間とピアノに没頭する時もありました。

弾き方も自己流だったため、気がついたときには夜も痛みでなかなか寝付けないほどの腱鞘炎に。

1回の練習量を守ることや基礎のフォーム・練習が大切なんだということを学びました。

5ヶ月目以降は練習量がこれまでと比べると減りますが、基礎的な練習も取り入れてゆったり楽しんで行きます。

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