40代主婦のピアノ独学チャレンジ日記～子育てとパートの合間の2ヶ月目

40代後半、ピアノの独学練習を趣味で始めましたるなるなです。

家事・子育て・パート仕事・ブログに奮闘しつつ、趣味ピアノを楽しんでいます。

この記事は、ピアノの独学にチャレンジして2ヶ月目～1ヶ月間の記録です。

と悩んでいる方に、私のリアルな体験をお届けします。

このブログを書いている現在は4ヶ月目。

ピアノは、独学でも楽しめる、忙しい人にこそ挑戦してみてほしい趣味です。

2ヶ月目は、キッズキーボードで練習を始めたもののやはり限界を感じ、電子ピアノ購入へと向かいます。

また息子の小学校卒業＆中学入学という大きな節目を迎え、日常生活が多忙な中でピアノとどう向き合っていったのかを書き留めました。

ピアノ独学チャレンジ2ヶ月目の記録が、どなたかの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

 るなるなが購入した折りたたみ電子ピアノTERENCE X88Eのレビュー記事はこちら
TERENCE X88E折りたたみ電子ピアノを徹底レビュー！初心者におすすめの理由【メリットやデメリットも】

 ピアノが主婦の趣味におすすめな理由と始め方についてはこちらをご参考ください
【スキマ時間充実】主婦にピアノを趣味としておすすめする理由と始め方！

▼練習2ヶ月目に購入／TERENCE 折りたたみ電子ピアノ X88E

2ヶ月目の練習記録と工夫

2024年2月中旬　ピアノ独学練習2ヶ月目

練習2ヶ月目～3月中旬くらいまでの記録です。

使用した教材

練習2ヶ月目にして、ようやく電子ピアノを使用し始めます。

キッズキーボードDXは4和音37鍵盤など、おもちゃにしてはかなりの本格派。上記楽譜の①なら1音のみの被りで弾くことが出来ました。
現在は製造終了しています（中古や後継機は販売中）。

しかし、たまたま初めて選んだ楽譜が運が良かっただけ。

上記の②やその他弾きたい楽譜はやはり鍵盤数が全然足りません。

そのため「もっと上手に弾けるようになったら」「もっとブログで稼げるようになったら」と我慢していた電子ピアノの購入に踏み切ってしまいます。

練習2ヶ月1週目（2025年2月中旬）

【簡単ピアノ楽譜】Beautiful Worldの112小節目からを練習します。

楽曲では、2番の歌詞の後の間奏からコーラス、曲の終わりまで。

111小節目までは、サビ部分とAメロ（29～44小節）・Bメロ（45～52小節）の繰り返し（1番と2番で微妙な変化はある）のため、なんとか形になりました。

しかし112小節目からの間奏は雰囲気ががガラッと変わります。

そうなると頭はもうパニック。

左手と右手、別々ならそんなに難しくないのに、一緒に弾こうとすると頭と手が全く連動しません。

「上手く弾けない部分はゆっくり何度も練習する」とYoutubeのピアノ猛者さまたちのアドバイスを胸に、丁寧に繰り返し練習します。

これまで意地で振らなかった音名。

そんなワケのわからないプライドは捨ててしまえっ

とあっさり1ヶ月でポリシー改変。音名を振りまくります。

右手と左手で同時に引く部分をラインマーカーで弾いて、一音一音ずつ確かめるように弾いていきました。

楽譜の動画も何回も繰り返し聞いて音を覚えます。

練習2ヶ月2週目（2025年2月下旬）①：次の曲決めまで

練習し始めは「弾ける気がしない」と感じていた112小節目～の間奏とコーラス部分ですが、段々とコツを掴み、一曲通して弾けるようになってきました。

まだ何度もつっかえたりはするものの、両手で一曲弾けるようになるということはこんなに気持ちの良いことなんだ、と嬉しくてたまりません。

この頃には楽譜もほぼ暗譜。

ものすごい達成感にやみつきになり、空き時間を見つけては弾きまくっていました。

そして今の練習曲がまだ完璧ではないものの、別の曲にも挑戦したくなってきます。

候補は以下の2曲。

「One Last Kiss」は映画を見たときにはあまり印象に残りませんでした。

しかし多くのYoutuberさんが楽譜を上げていて聞いているうち、どんどん惹かれて「自分も弾いてみたい」という気になった曲です。今や「Beautiful World」と同じくらい好きです。

「キセキ」は言わずと知れた名曲。

息子が小学校卒業を控え、学校でのお別れの会で歌を練習していたので感傷的になり、自分でも弾いてみたくなりました。

難易度ではやはり①の方が簡単だったので、次の練習曲は①の「One Last Kiss」（簡単ピアノ楽譜】One Last Kiss – 宇多田ヒカル / シン・エヴァンゲリオン劇場版 主題歌 / Utada Hikaru – Evangelion | Easy Piano）に決定します。

今回はPiascoreで楽譜を買わせていただきました。

初めてのちゃんとした楽譜を手に入れて感動します。

練習2ヶ月2週目（2025年2月下旬）②：電子ピアノ探し

今まで幼児用キーボードで練習してきて1ヶ月、ようやく限界を悟ります。

「One Last Kiss」も「キセキ」もどちらも魅力的な曲ですが、弾きたい楽譜に対し、37鍵盤しかない幼児用キーボードでは全く持って鍵盤数が足りません。

一般的なピアノは88鍵。半分も無いので当たり前っちゃ当たり前です。

最初に選んだ曲「Beautiful World」が、奇跡的に37鍵盤でも弾ける曲なので運が良かったのです。

キッズキーボードDXは、私にピアノの楽しさを十分に教えてくれました。

そろそろちゃんとした大きさのピアノでちゃんと練習したい。

早く本物のサイズと音に触れてみたい。

そんな思いが加速した2月下旬は電子ピアノ探しをスタートしました。

「Beautiful World」や「One Last Kiss」をキッズキーボードで練習しつつ、暇さえあれば電子ピアノ探しに明け暮れます。

色々考えた末、残念ながら常に電子ピアノをおいておけるスペースは今の所我が家には無いため、姪っ子が持っていた折りたたみ電子ピアノに焦点を絞って行くことになります。

練習2ヶ月3週目（2025年3月上旬）：折りたたみ電子ピアノ購入＆サイズの違いに戸惑う

悩んだ末、予算とスペースの都合を考慮してTERENCE 折りたたみ電子ピアノ X88Eを購入しました。

本音を言えば、日本メーカーのYAMAHAやKAWAIに憧れていました。

しかしこれらのメーカーの折りたたみピアノはありません。

折りたたみピアノは大半がネットでしか買えない中国メーカーのもので、他は島村楽器オリジナルのBORA SBX20、CARINA（カリーナ）という日本メーカーのものがありました。

大同小異に見える折りたたみピアノをネット上でわかる限り調べ、一番自分に良いかな、と思えたのがTERENCE 折りたたみ電子ピアノ X88E。

アマゾンのスマイルセールでかなり安くなっていた（¥29,800→¥22,350）ため、思い切って購入に踏み切りました。

 るなるなが購入した折りたたみ電子ピアノTERENCE X88Eのレビュー記事はこちら
TERENCE X88E折りたたみ電子ピアノを徹底レビュー！初心者におすすめの理由【メリットやデメリットも】

▼るなるな人生初のMyピアノ（折りたたみ式）

注文して2日で届いたので、鍵盤の大きさと音の違いに感動します。

また鍵盤が思った以上に重い！

アコースティックピアノに触れたのがもうウン十年前のため、本物のピアノの感覚もよくわかりません。

そして今まで弾けていた「Beautiful World」が全く弾けなくなりました。

指運びも変えなければいけません。今までの指使いでは全然届かないためです。

とにかくこの電子ピアノに慣れるため、「Beautiful World」を最初から必死に練習しました。

同時に「One Last Kiss」も、気分転換も兼ねて少しずつ練習します。

「キセキ」も弾いてみたくなり少しチャレンジしてみるものの、前奏の５小節目で左手がわけわからないことになり、

「自分は初心者レベルでもなく入門レベル！」とまざまざと思い知らされました。

（要するに難しすぎて放置です）

練習2ヶ月4週目（2025年3月中旬）：多忙と体調を崩しペースダウン

ほぼアコースティックピアノと同じ大きさの鍵盤であるTERENCE X88Eにもだんだん慣れ、「Beautiful World」はほぼ一通り弾けるようになります。

「One Last Kiss」は、右手パートのAメロ部分の16分音符の連打と小節ごとの微妙な変化が覚えられず苦戦します。

指の動きもついていけていません。

そしてこの時期は他聞に漏れず私自身の日常も忙しくなっていました。

息子の小学校卒業に向け2月下旬頃から学校行事や入学準備が増え、子どもたちの歯科通院、健康診断、義父の退職祝い旅行なども重なり、体調も崩してしまいます。

そのためこの週はあまり練習が進んでいなかったと記憶しています。

実際のところ記憶が曖昧です。

家事や育児との両立は？困難と対策

両立への困難：卒業＆入学準備その他行事で練習がペースダウン

前半の滑り出し（2月中旬）はガッツリ練習できていたものの、2月下旬～3月はだんだんと日常生活が忙しくなってしまい、体調も崩してしまう始末。

また電子ピアノ購入のために色々と時間をかけていたため、当然練習量は最初の1ヶ月目よりも大分落ちました。

とにかく日々のやるべきことをこなすのに必死でした。

考えごとが重なり、頭がパンクしたのか知恵熱なのか、卒業式の前日に38度の発熱。

しかし6年間で大きく成長した息子の卒業式は何が何でも出たい。

熱下げ薬を飲み、マスクをして見守りました。

午後には義父の退職祝いも兼ねての一泊旅行に（本音は寝ていたかったのですが雰囲気的に断れず）。

帰る頃にはだいぶ元気になっていましたが、数日間ピアノに触れることができませんでした。

両立への対策：無理せずできるときにやる姿勢で

無理せず「できるときにやる」のスタンスで良いんだ、と自分に言い聞かせました。

だって趣味の独学ピアノだから。

私は元々ハマるとのめり込みやすく、時間も忘れてやり込んでしまうところがあります。

ピアノ独学1ヶ月目はまさにそんな感じでした。

ただ忙しいときにもやりたくてやっていたつもりがいつの間にか、勝手に「ピアノの練習は毎日やらなければならない」と自分で自分を縛り付けていました。

ピアノの練習ができないと「ああピアノに触れなかった」と後悔。

そんな自分を「まあいっか」と許すことにしました。

やれるときにやればいい。私はその時その時やるべきことをちゃんとやっている。

趣味は楽しむものだから、趣味のことでマイナス思考になるなんてナンセンスだわ。

「自分で自分をアゲてこ！」

・・・とは外には口に出せない恥ずかしがりやですが、「自分で自分の機嫌を良くする」ことは自分自身の人生課題だったりもします。

１ヶ月の成果と今後の目標

できるようになったこと・覚えたこと

「Beautiful World」を、TERENCE X88Eで最初から最後まで弾けるようになりました。

ミスタッチはあるものの、普通の鍵盤サイズにも思ったよりも意外とすんなり慣れることができました。

ただ鍵盤が重めなので、しっかり弾かないと音が小さくなってしまいます（タッチレスポンス機能のため）。

3ヶ月目の目標

暗譜し一通り弾けるようになった「Beautiful World」を自分の基礎曲・準備体操として、これからも練習のたびに弾いていきます。

そして新たに魅了された「One Last Kiss」をこれまたDoremy*さんの簡単ピアノ楽譜で練習を進めていきます。

3ヶ月目の終わりには最後まで弾けるようになりたいです。

また基礎知識や基礎技術が色々無いので、やはり基礎をきちんと網羅した教本が欲しくなりました。

Youtubeなどを参考にして1～２冊購入する予定です。

2ヶ月目まとめ：多忙な日常の中電子ピアノを購入しスタートラインに

2ヶ月目は、何と言っても電子ピアノTERENCE X88Eを購入したことが大きなステップでした。

予算と環境の都合から有名メーカーのピアノでは無いですが、始めたばかりの入門レベルの私には十分な電子ピアノです。

「ピアノを弾いてるんだ、スタートラインに立てんだ」と実感しました。

日常生活が多忙になって行くにつれ練習量は1ヶ月目よりは落ちたものの、ちゃんとしたピアノで引く満足感は今まで以上に楽しく新鮮でした。

練習が思うように進まなくとも、少しずつですがピアノは上達しています。

これからもマイペースで楽しんで練習を進めて行きたいです。

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