- 家事が終わる頃には、もう疲れてしまっている
- 練習しようと思っても、時間が取れず自己嫌悪になる
- 独学だから、これで合っているのか不安になる
ピアノを趣味として始めた主婦の多くが、こうした悩みを一度は感じています。
やる気がないわけでも、向いていないわけでもありません。
ただ、家事と両立しながら続ける前提で考えられていないだけです。
実際、私自身もピアノ独学を始めた頃は、
「毎日練習しなければいけない」
「ちゃんと時間を取らなければ意味がない」
そんな思い込みに縛られていました。
しかし、いくつかのことをやめて、いくつかのことを続けると決めたことで、家事優先の生活の中でもピアノが自然に続くようになりました。
この記事では、家事と両立しながらピアノ独学を続けるためにやめたこと・続けたことを具体的に紹介します。
無理なく続けたい主婦にとって、ピアノとのちょうどいい距離感が見つかるはずです。
「忙しくてもピアノを趣味として楽しめるのか」については、
主婦にピアノを趣味としておすすめする理由の記事で詳しく書いています。
家事と両立しながらピアノ独学を続けるのは難しい?

主婦が「続かない」と感じやすい理由
主婦がピアノ独学を始めると、「続かないかもしれない」という不安を感じやすくなります。
家事や家族の予定が優先になる生活では、練習時間を安定して確保するのが難しく、できない日が続くことも珍しくありません。
その結果、「サボってしまった」「向いていないのかもしれない」と、自分を責めてしまいがちです。
時間がないのではなく「考え方」が原因だった
振り返ってみると、ピアノが続かなかった原因は、時間の問題ではありませんでした。
- 毎日練習しなければいけない
- 30分以上弾かないと意味がない
- ちゃんと集中できる環境で弾くべき
こうした思い込みがあると、少し条件が崩れただけで「今日は無理」と判断してしまいます。
主婦の生活と、一般的な練習論が合っていなかっただけでした。
ピアノ独学を続けるために「やめたこと」

毎日練習しなければいけないと思うこと
まずやめたのは、毎日練習しなければいけないという考えです。
主婦の生活では、毎日同じように時間を取るのは現実的ではありません。
できない日が続くほど、ピアノから気持ちが離れてしまいます。
完璧に弾けるまで先に進まないこと
1フレーズを完璧に仕上げてから次へ進む。このやり方もやめました。
独学では、細かいミスが気になりすぎると、練習が重たく感じてしまいます。
少し弾けたら次へ進む。
また戻ればいい。
そう割り切ることで、気持ちが楽になりました。
練習時間を長く確保しようとすること
「今日は30分弾こう」と決めると、その時間が取れない日は練習できません。
そこで、長く弾くことを目標にするのをやめました。
家事が終わってから弾こうとすること
家事がすべて終わってから練習する。
以前はそう考えていました。
しかし実際には、すべて終わる頃には疲れています。
「家事が全部終わってから弾く」という考えをやめたことで、ピアノへのハードルが下がりました。
それでもピアノ独学が続いている理由|主婦向けに「続けたこと」

練習時間をあらかじめ決めなかった
ピアノ独学が続いている一番の理由は、練習の時刻と時間量を決めなかったことです。
短時間でも鍵盤に触れたらOK。
5分でも、1フレーズだけでも十分です。
この基準に変えたことで、「できなかった日」ではなく「できた日」を積み重ねられるようになりました。
上達より「楽しめたか」を基準にした
以前は、上手く弾けたかどうかで練習を評価していました。
今は、少しでも気分転換になったらOK。
楽しめたかどうかを基準にしています。
ピアノが義務ではなく、生活の中の小さな楽しみになりました。
電子ピアノは「すぐ弾ける状態」に整えた

続けるためには、弾くまでの手間を減らすことが重要でした。
電子ピアノは出しっぱなし。
イスに座ればすぐ弾ける状態にしました。
スタンド、イス、ヘッドホン、楽譜おさえ、楽譜ファイルなども揃え、準備に迷わない環境を作りました。
ピアノを続けるためには、弾きやすい環境づくりが欠かせません。
主婦目線で、独学に向く電子ピアノの選び方をまとめています。
スタンドやイス、ヘッドホンなど、「続けるために必要だったもの」を主婦の独学目線で紹介しています。
家事とセットで考えた(スキマ時間を活用)
まとまった練習時間を作ろうとせず、家事の合間のスキマ時間を使いました。
- 洗濯が終わるまでの数分
- 夕食後の片付け前の数分
- 煮込み料理の待ち時間
この時間に、指慣らし程度や、短いフレーズだけ弾きます。
毎日練習できなくても大丈夫。
家事の流れの中で無理なく続ける考え方をまとめています。
主婦のピアノ練習はこの考え方でうまくいく
ここでは、主婦のピアノ練習で大切な考え方を、上記の「続けたこと」からまとめます。
毎日できなくても「続いていればOK」
主婦のピアノ練習で大切なのは、毎日やることではなく、やめないことです。
一般的な練習論では、「毎日少しずつ続けること」が理想とされがちです。
しかし、家事や家族を優先する生活では、その通りにできない日が出てきます。
そのたびに「続いていない」「意味がない」と感じてしまうと、気持ちが折れやすくなります。
週に2〜3回でも、間が空いても、また鍵盤に戻ってこれていれば問題ありません。
続いている状態とは、一度も休まないことではありません。
やめずに戻ってくることです。
るなるなこの考え方を持つようになってから、練習できない日があっても焦らずにピアノと向き合えるようになりました。
家事と両立するために意識している工夫
ここでは前述の「続けたこと」より、ピアノ練習を家事と両立するために意識している工夫をまとめました。
ピアノは「すぐ弾ける状態」にしておく
忙しい主婦にとって、ピアノを弾くまでの手間・準備を減らすことは、とても重要です。
その数分の余裕がそのまま練習時間になるからです。
電子ピアノを置くスペースを確保する。
スタンド・イス・ヘッドホンなどの周辺グッズを揃える。
このように「椅子に座ればすぐ弾ける」という、弾く準備に時間がかからない環境を作りました。
出す、準備する、片付ける。
この工程がなくなると、弾くまでのハードルが一気に下がります。
続けるかどうかは、気合よりも環境で決まります。



コンパクトさに魅力を感じ購入したMy折りたたみピアノですが、結局はスタンドの上に常時広げて据え置きしています。
カバーをずらすだけで、常にすぐ弾ける状態です!
家事とセットで練習時間を考える
家事と切り離さず、生活の流れの中に組み込むことで、ピアノは無理なく続きます。
練習を「家事とは別に時間を取るもの」と考えてしまうと、後回しになりやすく、練習できない日が増えてしまいがちです。
そこで、家事の流れの中にピアノを組み込むようにします。
「夕食後の片付けに入る前の数分」「煮込み料理の待ち時間」などのスキマ時間を利用して、短時間だけでも練習を組み込んでいくと、続けやすくなります。



私すぐ夢中になるから、火を扱っているときはタイマーをかけておこうっと。



スキマ時間のつもりが、夢中になってやりすぎにならないように気をつけましょうね。
ピアノ独学で一番大切なのは「やめないこと」
独学では、思うように弾けない時期や、触れない期間が出てきます。
休んでも構いません。間が空いても問題ありません。
また弾こうと思えた時点で、ピアノ独学は続いています。
上達しているかどうかよりも、やめていないかどうか。
それだけを基準に考える方が、結果的に長く続きます。
主婦の生活の中でピアノを続けるなら、完璧を目指すより、戻れる場所として残しておくことが大切です。



私は「炎(ほむら)」という曲を半年以上ずっと練習してます。
何日も練習が空いたりする日もあるので進みは遅いけど、少しずつ出来るようになるのが楽しいです。
まとめ|主婦がピアノ独学を続けるために大切なこと


家事と両立しながらピアノ独学を続けるには、頑張りすぎないことが一番大切です。
やめたことで楽になり、続けたことで自然と習慣になります。
続けることを最優先に考える。
その視点があれば、主婦でもピアノ独学は無理なく続きます。



「ゆるっと」ピアノ独学を一緒に楽しみましょう!








