毎日のお弁当作りで、こんなふうに感じたことはありませんか?
- 手をかけた日は疲れ切ってしまう
- 頑張っても誰かに評価されるわけでもない
- 続けなきゃと思うほど、しんどくなる
私も結婚当初は、「ちゃんと作らなきゃ」と思って、夫のお弁当をそれなりに頑張っていました。
子どもが小学生の頃は、キャラ弁を作っていた時期もあります。
でも、毎日続くお弁当は、頑張れば頑張るほど苦しくなりました。
今は、冷凍食品や夕食の取り分け、チルド食品を組み合わせた手抜きの弁当、つまり
がんばらないお弁当
に落ち着いています。
「がんばらない」=「手抜き」に徐々にシフトしたお弁当は、15年以上続いて現在進行中。
写真も9年間、撮り続けています。
そこでこの記事では、主婦のお弁当作りの続け方について実体験ベースでまとめました。
- 主婦のお弁当が「続かなかった理由」
- 主婦のお弁当が「続くようになった考え方」
頑張れない自分を責めないでください。
がんばらないからこそ、毎日は回ります。
手抜きでも15年続いた主婦のお弁当の結論
がんばらないほうが、毎日はちゃんと回る
結論から言うと、お弁当作りは頑張らないほうが続きます。
完璧を目指したり、毎回工夫しようとしたりすると、時間も気力も削られて、続けること自体が苦しくなります。
お弁当は、特別なイベントではなく毎日のこと。
だからこそ、無理のない形で回ることが一番大切です。
お弁当は完成度より「続いているか」で考える
見た目がきれいかどうかより、毎日無理なく作れているか。
それだけで十分だと、今ならはっきり言えます。
手抜きでも、簡単でも、続いているお弁当には意味があります。
最初は夫のお弁当もそれなりに頑張っていた

私が夫にお弁当を作り始めたのは、今から15年以上前のことです。
作り始めた当初の頃から今現在に至るまでの、簡単な経緯をご紹介します。
結婚当初は「ちゃんと作らなきゃ」と思っていた
結婚したばかりの頃、夫のお弁当は「ちゃんと作るもの」だと思いこんでいました。
私がいるのだから、ちゃんとしたご飯を食べさせなくては。
なるべく手作りしたおかずを入れなきゃ。
見栄えもよく工夫したい。
そんな勝手な強すぎる責任感で、毎朝キッチンに立っていました。
手作りのおかずを数品用意していた時期もあった
当初から冷凍食品も利用していたものの、副菜などいくつかは手作りしていて、彩りも気にしていました。
今思えば、すごく無理をしていたわけではないけれど、余裕があったとも言えません。
少しずつ力を抜き、今の形に落ち着いた理由
子供が生まれ、生活が忙しくなるにつれて、毎回同じようには頑張れなくなりました。
少しずつ、冷凍食品やチルド食品、お惣菜、夕食の取り分けなどの割合が増えていき、手作りにはこだわらなくなっていきました。
その日の手作りのものが何も無いことも今では普通になっています。
見栄えも、そこそこ、または二の次でいいか、と気楽に考えています。
結果的に、簡単でも特に困ることはありませんでした。
夫から文句を言われたことはなく、食べられれば十分、という感じでした。
「ちゃんとしなきゃ」という思いは、自分の中にあっただけだったのだと思います。
子どものお弁当だけ、特別に頑張っていた時期がある

私には息子と2歳年下の娘がいます。
息子が幼稚園の頃から小学生の間の約9年間ほど、キャラ弁を作っていた時期がありました。
キャラ弁を作るようになった理由とやめるまでのいきさつを、簡単にお話します。
るなるなちなみに下の子(娘)には、幼稚園の頃早々に「普通のお弁当がいい」と言われたため、キャラ弁は数えるほどしか作っていません。
息子が小学生まではキャラ弁を作っていた理由


息子が小学生の頃までは、キャラ弁を作っていました。
かなりの偏食、こだわりが強い、色んなことが周囲より遅れがち、など、幼稚園生活で様々な問題を抱えていた息子。
そんな息子に、お弁当の時だけでも、少しでも楽しんでもらいたかったからです。
はじめは、海苔用の穴あけパンチを利用した簡単な目と口のパーツを、型抜きしたチーズに貼り付けるだけの簡単なものでした。
しかし小学生の頃には、ゲームのキャラなど、自分としてはかなり凝ったものになっていました。
毎回早起きしたり構図を考えたりと結構しんどかったのですが、食自体にあまり欲がない息子が喜んでくれるのが嬉しくて、その反応が励みになっていました。
成長とともに「普通でいい」と言われたこと


息子が小学6年生の年を迎え、ほぼ普通級での学校生活となる頃、
「もう普通のお弁当でいいよ」と言われました。
その一言が、キャラ弁をやめるきっかけになりました。
やめる決断は、自然な流れだった
キャラ弁をやめることに、大きな葛藤はありませんでした。
マイペースな息子も「周囲の目を気にするくらいに成長したのだ」と、寂しさが少しに感慨深い気持ちになりました。
その時期が終わっただけ。
そう思いました。



「やっと解放されたぁ」という本音もあったりします。
頑張るお弁当がしんどくなった理由
色々なことにこだわり、頑張るお弁当がしんどくなってしまった理由を、以下にまとめました。
毎回考えるお弁当は、想像以上に消耗する
献立を考えること自体が、毎日の負担になっていました。
何を入れるか考えるだけで、気力を使ってしまいます。
時間も気力も足りなくなっていった
朝はただでさえ忙しい。
そこに「頑張るお弁当」が加わると、余裕がなくなっていきました。
時間をかけて頑張っても評価されなかった
時間をかけても、特別に感謝されるわけではありません。
時間をかけたお弁当も簡単なお弁当も、夫や子供にとっては「同じいつものお弁当」。
頑張りは、当たり前になると見えなくなります。
頑張るのをやめたら、ラクになった
頑張るお弁当をやめた結果、分かったことは以下の3つでした。
手作りや彩りへのこだわりを手放しても、中身は大きく変わらない
手作りや彩りにこだわらなくなっても、食事としての内容は大きく変わりません。
手作りのきんぴらとお惣菜のきんぴら。好みはあるかもしれないけど、栄養的にはあまり変わらないはずです。
彩りについては、お弁当カップの色の組み合わせまで細かく気にしていた時期もありました。
それがすべて銀色のアルミカップに変わっても、食事としての内容は一緒です。
家族は普通に受け入れていた
「手作りのもの」以外の品に変わっても、家族の反応はあっさりしたものでした。
見た目や食材のことは、家族(特に男子)はもともと、あまり気にしない様子。
「前のほうがよかった」と言われることもありませんでした。



本人の好きな食べ物が入っているのが、普通に満足度が高いようです。
見た目や食材へのこだわりは、作る側の自己満足要素が高いのだと気づきました。
自分の気持ちに余裕が戻った
「もっとラクに作ってもいい」とわかると、気持ちがだいぶ楽になりました。
朝の心の負担が減り、気持ちの余裕が生まれました。
「やめる」と決めたことで続いたのは、
実はピアノ独学も同じでした。
▶ 家事と両立しながらピアノ独学を続けるためにやめたこと・続けたこと
それでも15年続いている理由
頑張らない前提でお弁当を考えるようにした
がんばり過ぎない弁当にしようと決めています。
手作りがなくてもOK。
彩りが良くなくても、いつも同じおかずがあってもOK。
毎日きちんと作ろうとしないことで、気持ちのハードルが一気に下がりました。
つい頑張りすぎてしまうところもあるので、それくらいに思っている方がちょうどよかったりします。
できない日は無理に作らないときめた
体調が悪い日や、余裕がない日は無理をしません。
作れない日があっても、また翌日戻ればいいと考えています。
毎日を回すことを最優先にした
お弁当だけを完璧にしても、生活全体が苦しくなってしまいます。
家事や仕事、気持ちの余裕も含めて、
毎日が回ることを一番に考えています。
同じようにピアノ独学も
気合ではなく「生活の中に組み込んだ」から、続けられています。
▶ 家事と両立できるピアノ練習時間の作り方
頑張らないお弁当を続けるための考え方
お弁当は評価されるためのものではない
誰かに褒められるために、作っているわけではありません。
評価を期待しないことで、気持ちはずっとラクになりました。
続いているお弁当は、それだけで合格
同じ中身でも問題ありません。
夕飯の延長で考えても大丈夫です。
彩りよりも、毎日が回ることを優先しています。
家庭ごとに正解は違っていい
他の家と比べる必要はありません。
自分の家族に合っているかどうか、それだけを基準にしています。
9年間、作ったお弁当の写真を撮り続けて気づいたこと
幼稚園時代から子供の弁当を写真に記録しはじめて9年、夫の弁当記録は4年になりました。
その記録の中から、夫弁当を中心に4年分の実際の写真を厳選して紹介しつつ、気づいたことをまとめます。
※ 幼稚園時代・小学校時代の子供弁当は以下の別記事をご参照ください。
すみません作成中です!
▶幼稚園時代の子供の弁当写真まとめ記事
映えない日のほうが圧倒的に多い|直近4年間の記録
写真を見返すと、特別な日より普通の日がほとんどです。
無理のないお弁当だからこそ、実際に続けられたのだと思います。



以下にお弁当写真例とコメントを、16枚4パートに分けて載せています。
似たような写真が続くので、興味のある方だけご覧ください。


①2022年10月。
卵あんかけは前日夜ご飯の取り分け。あとは冷凍食品、チルド食品の組み合わせ。
一時期もち麦にハマっていました(今でも好きです)。
②:①と同時期。
卵焼きとほうれん草のおひたしで、比較的頑張っている方です。
バランを入れると見栄えが良くなることを義理母より学びました。
③2022年12月。
いつもより豪華に見えるのは、義理母が週末振る舞ってくれた夜ご飯の残りを、タッパーに詰めて持たせてくれるおかげです。
④2023年2月。パート仕事が本格的に始まる手前の頃。
唐揚げに手作りの油淋鶏ソース、手作りの卵焼きとまだまだ手間をかけている方でした。


⑤2023年9月。
お弁当用の卵焼きが売っている、という事実を知り、レパートリーに加えることを覚えました。
⑥2023年10月。
ほぼ冷凍&チルド品で手抜きなお弁当が増えてきます。ときに変なことをしたくなったり。
⑦2024年4月。
晩御飯の取り分け&チルド品&冷凍食品おかず、日の丸ご飯が定番に。
赤か緑の野菜を必ず入れなくては!というこだわりもなくなってきました。
⑧2024年7月。
全体的に茶色っぽくても気にしない…。


⑨2024年10月。
卵と肉の簡単炒めものや、浅漬があるのは良い方です。
⑩2024年12月。
蓋が壊れたためお弁当箱を新調。少し小さめに。
⑪2024年12月。
冷凍ハンバーグをドカンと入れた日。デミグラスソースもかけるだけのが売っていて便利。
⑫2025年4月。初めて電子ピアノを購入してウキウキしていた頃。
ちくわと冷凍オクラはおかずネタの救世主。


⑬2025年8月。
汁気のあるものは入れず、保冷剤を多めにしっかり入れます。
⑭:⑬と同時期。ピアノを据え置きにしてウキウキ。
困ったときの卵とほうれん草の炒め物。
⑮2025年11月。
野菜がほぼ食べられない息子の基本全茶色弁当は、バランで多少見た目の寂しさをカバー?
⑯2026年1月。
昨晩のおかず+冷凍+チルド品。
だいたい定番の組み合わせパターンができています。
簡単なお弁当ほど現実的|定番の組み合わせが決まっている
組み合わせをほぼ決めているため、簡単で毎日あまり悩まずに時短できます。
定番の組み合わせは、昨晩のおかず+冷凍+チルド品。
少し細かくみると、
- 昨晩の取り分けおかず(あれば)
- 冷凍のメインおかず、
- 卵or練り物のサブおかず(そのまままたは簡単調理)、
- チルドのサラダ・副菜
- プチトマト・緑野菜(あれば)
の組み合わせになっています。
続いている事実が、自信になった
完璧ではなくても、続いたこと自体が一番の成果です。
それが後から、自分の自信になっていました。
よくある不安と疑問への回答
家族へのお弁当を作り続けて15年以上の私の個人的な見解ですが、よくある不安や疑問にお答えします。
参考にしてみてください。
冷凍食品や市販品ばかりでも大丈夫?
今の生活がそれで回っていくなら問題ないと考えています。
余裕があるときや気が向いたときに、少し手間を掛けてみようかな、くらいで十分です。
手抜きのお弁当で愛情は伝わる?
お弁当のスタイルにこだわるよりも、日々の関わりが大切だと思います。
お弁当が手抜きのおかずばかりだと恥ずかしい…
恥ずかしいことは全くありません。
「お弁当を家族のために作る」ことが、すでに充分がんばっているのです。
堂々といきましょう。



と、自分にも言い聞かせています!
作らない日があっても問題ない?
子供が小さいうち(小・中学生くらいまで)は問題ありますので、何でも詰めて乗り切りましょう。
高校生以上の子や成人相手なら、作れないときは自分で買ったりなどして用意できます。
また作れるときに作れば良いのです。
スキマ時間に何か新しくはじめたいと思っているなら、ピアノ独学をはじめてみませんか?
▶ 主婦にピアノを趣味としておすすめする理由と始め方
まとめ|がんばりすぎず毎日が回ることを優先しよう


お弁当作りは、頑張るほど苦しくなりがちです。
「がんばらない」選択をすることで、毎日が回ります。
続いているなら、それでいい。
そう思えるようになったことが、一番の変化です。
主婦(主夫)は、何年もやっているうちに、だんだんと無駄を省いたり、頑張りすぎずに適度に手抜きしたりする術を身につけます。
そうして、お弁当作りを含む日々の数多くのタスクを要領よくこなせるようになっていくのです。
私はその「要領良く物事をこなすこと」が人より少し不器用かな、と自覚しているからこそ、この記事を書きました。
過去の私のように、今まさに「ちゃんとお弁当つくらなきゃ」と「毎日のお弁当作りがしんどい」のはざまで悩んでいる人に、少しでもこの記事がお役に立てたら、嬉しく思います。
もし空いた時間にピアノ独学を始めてみたいと思ったなら、環境づくりから整えるこちらの記事がおすすめです。



