あーの日あーの時ーあーのばーしょーできーみが言ーわなかあったら~
ぼくぅ~ら~は、いっつまでもー
べったべた親子でー、「ママ~!」
・・・わたしと息子くんをテーマにした変え歌です!(照れ)
この間、急に息子から「キャラ弁はもういい。普通の弁当をお願い」って言われたの!
一個前のブログで「できるときはのスタンスでキャラ弁をやっていこう」といった早々、キャラ弁ブログ卒業宣言しなきゃかな。
親離れの兆候は、ある日突然やってきます。
そんな時親側は、本音では寂しかろうがムカつこうが、合わせて子離れを始めなければならない、と思います。
そんな気持ちになったきっかけは、まだまだ甘えたがりだと思っていた息子が小6になって急に、「もう普通の弁当でいい」宣言をしたため。
うちの息子にもとうとう、親に甘えるの恥ずかしい=親離れの兆候が見えてきた気がします。
そこで今回は、親離れ&子離れについてまとめてみました。
- 親離れ・子離れの定義
- 親離れの3つの段階
- 親離れの重要性
- 親離れを促進する方法
この記事を読んで、親離れ&子離れについての理解が深まれば嬉しく思います!
息子くんの唐突なキャラ弁卒業宣言については、日記カテゴリーの「息子のキャラ弁卒業宣言!」で詳しく書いています。
親離れ・子離れとは
まずは「親離れ・子離れ」について、きちんと理解しておきます。
weblio辞書には、下記のように記されています。
親離れ:子供が成長して、親の保護なしに自力で行動できるようになること。
子離れ:子供が成長したとき、親が保護者としての役割を離れ、個人として子供を尊重するようになること。《「親離れ」から類推してできた語》
子どもは思春期(反抗期。11歳~16歳を迎える頃)を迎えると、親の干渉を嫌がって独立した時間や空間を持ちたがります。
これを「心理的親離れ」とします。
子どもは心理的親離れの過程で個性を確立させ、親元から離れて経済的・物理的に自立しようと考えていくのです。
また「子離れ」という言葉が”「親離れ」から類推してできた語”とされていることから、
「親離れの時期」は、「子離れをする時期」でもある
ことがわかりますね。
親離れは、子離れと表裏一体なんだね。
親離れの段階
親離れには、「心理的」「経済的」「物理的」の3つの段階があります。
- 心理的親離れ
- アイデンティティの確立:子供が自分自身の価値観や目標を形成し、親の影響から独立した判断を行うようになること。
- 感情的自立:親からの感情的な支えに過度に依存せず、自分の感情を管理し、対処できるようになること。
- 経済的親離れ
- 収入の確保:子供が仕事を持ち、自分の生活費を自分で稼ぐこと。
- 生活の管理:経済的に独立し、家賃や光熱費などの生活費を自分で管理すること。
- 物理的親離れ
- 独立した居住:子供が親の家を出て、自分自身の住居を持つこと。
心理的親離れは、一般的には思春期(反抗期)=11歳~16歳を迎える頃に顕著に現れてきます。
「反抗期」はつまり「親離れ」の時期。
子どもの心理的成長の時期なんだね。
息子くんや娘ちゃんも、最近は私の言ったことに対して素直に聞かなかったり、反論したりすることが増えてきたような…。
うちの子たちの本格的な思春期(反抗期)は、これからだね。
しかし本格的な心理的親離れが始まる前(=幼児期~小学生中学年頃)も少しずつ、経済的・物理的親離れ(自立)への準備期間は始まっているのです。
例)一人でトイレに行く。
親と遊ぶよりもお友達と遊ぶことを優先する。
何でも自分でやりたがる。etc.
親側は、子どもの心の変化や成長に合わせた理解と対応が必要になってきます。
子どもの成長や変化を目の当たりにするたび、嬉しかったり少し寂しかったり、時には辛かったり…。
でも、いずれはしっかりした大人になって、自立してほしいっていう思いは常にあるつもりだよ。
寂しさもあるけれど、親離れの大切さを理解して、子どもをサポートしつつ親もしっかりと子離れしていきたいね。
親離れの重要性
親離れは、子供が自分の人生を主体的に生き、自立した大人になるための重要なステップです。
親は、よほど特別なことがない限り子よりも先に死にます。
親がいない世界でも子どもが生きていくためには、自立した大人としての力=親なしでも生きていける力を徐々に身につけなければなりません。
自分が死ぬまでに自立した立派な姿の子どもたちを見られたら、親として悔いはないはず(涙)。
また親離れ=子離れは、親自身の人生のためにも大切です。
子供が自立することで自身の時間を持てたり、エネルギーを自分のために使うことができ、残りの人生をより充実したものにすることができるからです。
脱毛サロンにも行きたいし、ホットヨガもしてみたい!映画やお芝居もたくさん見たいしね。やりたいこといっぱいあるぞぉ~。
先立つものも必要だから、稼ぐ力をつけることにもエネルギーを注いでみようね。
親離れを促進する方法
親離れをスムーズに進めるには、親子間のコミュニケーションを大切にし、親は過干渉・強依存にならないようにする(親自身の子離れを進める)ことが重要です。
- 親子間で率直・丁寧なコミュニケーションをとる。
- 子ども自身が徐々に責任を持つように見守る(過干渉をしない)。
- 親自身の時間を楽しむようにする(子どもに依存しない)。
親子間で率直・丁寧なコミュニケーションをとる
親と子の間での率直・丁寧なコミュニケーションは、親離れをスムーズに進める一助になります。
お互いの期待や感情をありのままに話し合うことで、お互いへの理解が深まるからです。
反抗期って、話し合いにもならないこともあるんじゃない?
私も中学の時、父親とほとんど口を利かなかったし…。
思春期のこどもとコミュニケーションを取るためには、親はどんと構えて、子どもに寄り添う気持ちが大切。
ついつい強い口調になったり、自分の思いばかり伝えたくなったりするものですが、
「子どもの名前を優しく呼ぶ」
「子どもの話は最期まで聴く」
などを心がけてみましょう。
「自分のことを受け入れてくれる」と感じる相手に、人は心を開くものです。
子ども自身が徐々に責任を持つように見守る(過干渉をしない)
親離れをスムーズに進めるためには、過干渉にならず、子ども自身が徐々に責任を持つように見守ることが重要です。
過干渉は子どもの自我の発達の芽を摘み、自主性を否定してしまうことになります。
心配だからと、ついつい子どもが望む前に手伝ったり、失敗しそうなことを先回りして回避させるようなことをしていませんか?
それは私だったりします…。反省。
息子が幼稚園に入りたての頃、園バスに抱っこして乗せてて、しばらくして注意された経験ありです。
心配するのも親の性ですが、子どもの自立のためにはぐっとこらえ、子ども自身が責任を持って行動できるように、少しずつ「遠くから見守る」の姿勢を増やしていきましょう。
親自身の時間を楽しむようにする(子どもに依存しない)
子どもに親離れの言動が現れたら、親も積極的に親自身の時間を楽しむ(子どもに依存しない)ようにすると、よりスムーズに親離れ・子離れが進みます。
親が子どもに依存していると、子ども自身の自立を妨げてしまいます。
かわいい我が子と遊びや買い物を一緒に楽しみたい気持ちも、もちろんよくわかります。
家族の時間ももちろん必要です。
しかし年齢が進んで何でもかんでも一緒では、子はいつまでも親に頼って自分ではお金を出そうとしない、買い物もできない状況になりかねません。
友達=社会との付き合いを学ぶ機会を与えてあげるのも、親の役割です。
そのため、ときには子の自立を待つよりも先に、親自身も積極的に自分の時間を楽しんだり、勉強など自分のためにエネルギーを注いだりすることも意識してみましょう。
私自身も過干渉・強依存になってないか、いつも自問自答の日々です。
親側も、頑張って成長(子離れ)していきましょうね。
まとめ:子供の親離れに合わせて、成長と理解しつつ親も子離れしていきたい
今回は、うちの息子より唐突に放たれたキャラ弁卒業宣言という体験をもとに、親離れ&子離れについてまとめてみました。
親離れ・・・子供が成長して親の干渉を嫌がり、親に依存した状況から自立した時間・空間を持つこと。
子離れ・・・子供が成長したとき、親が保護者としての役割を離れ、個人として子供を尊重するようになること。
親離れが発現する時期 = 子離れをする時期
親離れには、①心理的親離れ②経済的親離れ③物理的親離れの③つの段階があります。
- 心理的親離れ
→経済的親離れ、物理的親離れ(自立)をするための土台。
思春期(反抗期)を迎える頃(11歳~16歳頃)に目覚ましく発現。- アイデンティティの確立:子供が自分自身の価値観や目標を形成し、親の影響から独立した判断を行うようになること。
- 感情的自立:親からの感情的な支えに過度に依存せず、自分の感情を管理し、対処できるようになること。
- 経済的親離れ
- 収入の確保:子供が仕事を持ち、自分の生活費を自分で稼ぐこと。
- 生活の管理:経済的に独立し、家賃や光熱費などの生活費を自分で管理すること。
- 物理的親離れ
- 独立した居住:子供が親の家を出て、自分自身の住居を持つこと。
親離れは、子供が自分の人生を主体的に生き、自立した大人になるための重要なステップです。
また親にとっても、子供が自立することで自身の時間やエネルギーを自分のために使うことができるでしょう。
親離れをスムーズに進めるには、親子間のコミュニケーションを大切にし、過干渉・強依存にならないようにすることが重要です。
- 親子間で率直・丁寧なコミュニケーションをとる。
お互いの期待や感情をありのままに話す。
名前を優しく呼ぶ。
話は最期まで聴く。etc. - 親は子どもに過干渉にならず、子ども自身が徐々に責任を持つように見守る。
子どもが望む前に手伝ったり、失敗しそうなことを先回りして回避させたりをしない。
→自主性の尊重 - 親も子に依存せず、自身の時間を楽しむようにする。
我が家の場合は息子も娘も、本格的な思春期(反抗期)=「心理的親離れ」に入る前の、自立への準備期間に入ったと思われます。
どんどん加速する子どもの親離れに、私はこれからもたくさん戸惑うことでしょう。
戸惑いつつも子どもの心の変化をしっかりと受け止め、決して否定することなく対応=「子離れ」していけたらと思います。
子供が自立した大人になるのが、私の最終的な子育ての目標だから。
親は年齢で普通に考えれば、子供より先に死にます。
自分達がいなくなっても問題なく人生を送れるようにしてあげるのが、親の使命だと思っています。
親=自分自身の人生も楽しみたいですしね!
寂しさはもちろんあります!
親離れ・子離れとは、寂しさとの戦いですね。