この記事では
- マインクラフトのキャラ弁にはどんな特徴がある?
- マイクラキャラ弁は簡単?それとも難しい?
- どうやってキャラ弁を作ったら良いか教えて欲しい!
というような疑問に答えていきます。
マインクラフト(通称マイクラ)は、大人から子供まで幅広い世代に大人気のゲームソフト。
果てしなく広がる様々な地形を探索しながら、敵を倒したり自由に好きなものを作ることができ、プログラミング教材としても使用されることもあるそうです。
特徴的なゲームシステムや世界観もさることながら、カクカクした独特なデザインも人気があるマイクラ。
マイクラ好きの世の子供達を喜ばせるため、沢山の素敵なマイクラキャラ弁も作られています。
そんなマイクラのキャラ弁の特徴や作り方を、実際に私が息子用に作ったキャラ弁6つを紹介しながら解説します。
この記事でマイクラのキャラ弁当についての事前知識を押さえれば、マイクラキャラ弁に挑戦しやすくなるはずと思います。
ソフトをゲットして2年経った今でもほぼ毎日やっているうちの息子のようなマイクラ好きのお子さんなら、マイクラキャラ弁はきっと喜んで貰えますよ!
簡単or激ムズ?マイクラキャラの特徴とマイクラキャラ弁の難易度
ここではマイクラキャラの特徴と、マイクラキャラ弁とはどんなものなのか、難易度とともに解説します。
マイクラキャラの特徴
マイクラというゲームの世界は、全てが正方形や長方形の造形物により成り立っています。
そのため、マイクラのキャラももちろん、カクカクの見た目です。
- 全て大小の正方形または長方形の組み合わせで構成されている
- 曲線が存在しない、直角のみのカクカクした姿
マイクラキャラ弁当の難易度
マイクラのキャラ弁は、超簡単なものもあれば、こだわりすぎるとぶっ倒れそうになる位激ムズなものもあります。
直線カットのみのため、正方形・長方形の組み合わせが単純なキャラなら、食材カットが楽
- お弁当用としてよく売られている型抜きがほぼ使えず、自分の技量で型を作る必要がある
- 複雑な造形のキャラや全体像の場合は、ひたすらカクカクのラインで細かく&正確に食材を切る必要がある
我が家の場合は息子がかなりの偏食のため、ほぼ海苔とチーズのみで作成しなければならず、難易度が若干アップしているかもです(逆に簡単なのかな?)。
海苔とチーズメインで作るマイクラキャラ弁の作り方
海苔とチーズをメインの食材として作る、マイクラキャラ弁の手順は以下の通りです。
- 型を作る(~前日)
- チーズや海苔などの食材を切り抜く
- 各パーツを貼り付けて全体図を構成する
もちろんマイクラだけでなく、他のキャラ弁を作るときも手順は同じです。
手順①:型を作る(~前日)
まず事前準備として、クッキングペーパーの型作りをします。
なお、あまり複雑でないキャラ弁や手慣れている方はこの手順①は省き、見本を見ながら手順②から初めても大丈夫です。
- 実際に作りたい大きさでスケッチする
- スケッチをコピーする
- コピーをクッキングペーパーに重ね、各部品ごとに切り抜く
型を作る手順1:実際に作りたい大きさでスケッチする
ネットで検索した画像などを見本に、実際に作りたい大きさでスケッチをします。
実際の弁当箱とだいたい同じサイズの紙にすると書きやすいでしょう。
このときに、各パーツに何の食材を使うかも決めておくと良いでしょう。
型を作る手順2:プリンタでスケッチをコピーする
プリンタで、スケッチした紙を等倍コピーします。
原本は見本として取っておきます。
型を作る手順3:コピーをクッキングペーパーに重ねてパーツごとに切り抜く
コピーした紙を下にして、クッキングペーパーを上から重ねます。
クッキングペーパーは透ける素材なので、コピーしたスケッチの線が見えるはずです。
ズレないように注意しながら、欲しい型のパーツごとに切り分けていきます。
目や鼻などの細かいパーツは当日でも修正がしやすいので、作らないで目分量でも大丈夫です。
もちろん、作ったらより安心で作業が早くなりそうと思ったら、細かいパーツの型も作ってOKです。
↑下に重ねていたコピーです(写真は一部欠損しています)。
↑出来上がった型紙です。
型を作ったら、当日使うときまで、清潔な容器に保管しておきます。
このとき、なるべく写真のように、できあがりに近い構成のまま保管できると、当日作成しやすいでしょう。
手順②:チーズや海苔などの食材を切り抜く
当日になったら、型に沿ってチーズや海苔などの食材を切り抜きます。
切り取りには、下記の道具がおすすめです。
海苔:お弁当用の小さなハサミ(100均で売っています)
チーズ:先のとがったナイフや包丁の先端
食材を切り抜く際の注意点・ポイントを以下にまとめました。
- 極力手で触らない→清潔な箸やピンセットなどを使う
- 作る当日に切り抜く(前日だと海苔がしなびてしまったり、チーズが乾いて変形する)
海苔は、湿度が高いとしんなりして切り辛くなります(型抜きパンチでカットする場合も同様)。
なるべくパリッとした状態を保ちまちょう。
- 海苔がしけっている場合、コンロなどの火であぶってパリッと乾燥させると切りやすい
- 大きなお皿やまな板の上で切り抜く(切り抜いた後飛び散りやすいため)
- 切り取った小さい海苔パーツは、先端を少量(多すぎると海苔が崩れてしまう)の水で濡らした箸に付けて扱うと扱いやすい
チーズは他のものに張り付きやすく、室温や温かいものの上に乗せると溶けて形が崩れるので注意が必要です。
- 切り抜きは、スライスチーズがくるまれていたフィルム上でやると剥がしやすい
- 切り抜いた後は、チーズが張り付きにくいざらざらした皿やチーズのフィルム上に置いておく。
- 室温が高い場合は、皿やフィルムの下に保冷剤を敷いておく。
手順③:各パーツを貼り付けて全体図を構成する
見本を見ながら、各パーツを貼り付けたい位置に貼っていきます。
貼り付ける時は、マヨネーズを使用します。
なお、チーズに海苔を貼り付ける場合は、何も付けなくても張り付くので大丈夫です。
時間に余裕があればプロトタイプを作ってみる
複雑なキャラ弁の場合は、時間の余裕がある時にプロトタイプ(試作品)を作って見ることをおすすめします。
時間配分や注意点・工夫点などが分かり、当日余裕を持ってキャラ弁作成ができます。
私はウォーデン作成の時のみプロトタイプを作成しました。
グラデーションを表現するのに青のりを使うアイデアも、このときに思いつきました。
こだわり過ぎ!?息子用マイクラ弁当を工夫点と共に紹介
私が2022年10月現在までに作った、マイクラキャラ弁当下記6つを、時系列順にご紹介していきます。
- スケルトン&クリーパー
- アレックス
- エンダードラゴン
- エルダーガーディアン
- ウォーデン
- アイアンゴーレム
私が息子に作るマイクラキャラ弁当は、ちょっと変わっていたり、やり過ぎな部分もあるかと思います。
それはマイクラの魅力にハマった息子が、その時の息子のこだわりや思い入れの強いキャラを指名してくるようになったため。
私も、たまのイベント時のお弁当だからと、それに頑張って応えようとしてしまうのです。
工夫した点、苦労した点なども合わせてご紹介するので、何か少しでも参考になればと思います。
スケルトン&クリーパー
私が初めて挑戦したマイクラキャラ弁当です。
左のハンバーグソースの上で溶けているチーズがスケルトン、右のおにぎりの上のチーズがクリーパーです。
この2キャラ(顔のみ)は、一番小さな正方形をだいたい1目盛りとして目分量で数えながら、比較的簡単に作ることができます。
当時息子にリクエストされた時は「直線だけだから簡単簡単~」と余裕こいてました。
特にキャラの指定とかは無かったので、ネットで画像検索してよく出てくる簡単そうな2キャラをセレクト。
このとき、この2つともが敵キャラであることを初めて知りました。
マイクラは敵キャラが人気なんですね。
アレックス
次のお弁当には、当時息子がプレイヤーとして操作していた、アレックスにしました。
白目の部分を、顔の部分とどう分けて表現するかに苦労しました。
息子は卵とハムが食べられない(と私が思い込んでいた)ため、悩んだ末に海苔を細く切って境界線を付けることに。
後から、他の方の投稿作品を見て「顔を白ごはん、白目をチーズ」にすれば良かったと気づきます・・・。
息子のキャラ弁は毎回チーズをベースにしていたため、その発想にたどり着けなかったのです。
やはり先輩方のお手本は参考にするべしです!
またこの頃、「マイクラって今まで持っていた型抜きが使えないな~。正方形の型抜き欲しいなぁ」と思っていました。
ちなみに、マイクラのキャラには性別が無いそうです。
確かにアレックスも男女どちらともとれる風貌ですよね。
女の子に見えて息子が嫌がるかなと思ったのですが、息子が使用していたキャラでもあり問題なしでした!
エンダードラゴン
3つめのマイクラキャラ弁には、初めて息子から特定キャラが指定されることに。
「エンドラ、翼も作って欲しいんだ。かっこよくね!」
エンダードラゴンは、マイクラで言うとラスボス的な存在です。
全体的に黒っぽいキャラと初めての全体像指示のため、「むずっ」と怖じ気付いた私。
それまで当日朝に調べていましたが、このときは前もって調査&構想を練ることに。
やはり構図は正面が比較的簡単なので、その構図を参考にします。
グレーやピンクなどのカラーが使えないため、若干大きさの違う海苔とチーズを重ねることで、境界線と立体感が生まれるように工夫してみました。
ごはんに貼り付ける”のり”として使うマヨネーズがはみ出て、結果的により輪郭がはっきりしました。
エルダーガーディアン
4つめは、「エルダーガーディアン」という、海底遺跡なる場所に出現するキャラを指定されました。
四方八方に伸びているトゲのようなものが魚のフグのようにも、一つ目でにらみつけるような目が怪物メドゥーサのようにも見えるキャラです。
「トゲもしっかり付けてね!」と言われました・・・。
今回は慌てないように、エンドラの時よりも更に念入りに下準備をしました。
ネットで検索した画像を手本に、落書き帳にお弁当にのせるときのサイズでスケッチします。
エンドラの時は下準備はここまででしたが、クッキングシートで型紙を作り出したのは確かこの作品からでした。
エルダーガーディアンで工夫した点は、下記の2点です。
- ふてぶてしいイメージを表現するため、下から見下ろすような目にした(つもり)
- 正面からの図だと本来尾ひれは見えないが、特徴ある尾ひれを敢えて見せる構図にした
この頃に息子がハムやベーコンを食べられるようになり、目の所にめでたくハムを使っています!
ウォーデン
5つめは、2022年の夏休み前、学校の宿泊学習の時に持たせたお弁当です。
ウォーデンは、2022年のマイクラ無料アップデートにより追加された、2022時点で恐らく最強の敵キャラです。
何故にこんなけったいなキャラを指名されたのかうちの息子よ・・・。
ゲーム内最強キャラは、キャラ弁作りの中でも最強でした(泣)。
スケッチや型紙を用意、さらに今回は不安だったので前日にプロトタイプまで作りました。
特に苦労したのは、角・口のチーズのカットです。
特に角は細い上にカーブしているのをカクカクでカットするのが本当に難しかったです。
不気味なお腹を作るのも疲れました・・・。
工夫した点は、黒のグラデーション部分や頭部の青緑色の部分を、初導入の青のりで表現したことです。
顔がいまいちだったかな・・・と思いましたが、とりあえず息子が喜んでくれたのでほっとしました。
アイアンゴーレム
一番新しい6つめのお弁当は、「アイアンゴーレム」です。
アイアンゴーレムは、マイクラの中では、”村人を守る心優しきキャラ”という設定です。
息子は「ラピュタの巨人兵みたい」と言って、気に入っています。
このキャラを指名されたときは、ウォーデンより簡単そうで内心ほっとしてました。
そんな私に、息子の無意識の無情な言葉が突き刺さります・・・。
「このツタの絡まる感じが良いんだよね!これをどう表現してくれるか楽しみなんだ!」
息子って、無理難題を押しつけて部下が乗り越えられるかどうかを楽しむ、漫画に良くある師匠キャラみたい・・・と思いました。
もちろん工夫した(と言うか頑張った)所は、体に絡まるツタです。
ネットの画像をもとに、かなり正確に正方形のマス目を数えながらバランスを整えました。
海苔を小さく四角く沢山切って、チーズに付けていきます。
グラデーション表現に青のりも少し使用しました。
自分なりにかなり良くできたな~と達成感に浸ってしまい、足のつま先部分の装飾を忘れてしまいました。
また、8月で気温の高い中チーズを保冷剤で冷やすのを忘れていたため、手足のチーズが少し溶けてふにゃっとしてしまったのが心残りです。
特に夏場、冷蔵庫から出したスライスチーズは、お皿やフィルムの下から保冷剤で冷やしておくのを忘れずに!
エンダードラゴン・改
2022年11月の新作です。
11月に遠足があり、息子のリクエストを聞くと、
「今度はエンドラを、前よりももっとかっこ良く作って欲しいんだ。翼とかをもっとリアルにね!」
毎回毎回、よくもまあ、前回の難易度の上を行くリクエストをしてくる、ドS息子です・・・。
前のエンドラ、確かに翼がいまいちだったな・・・と我ながら思っていましたが、息子もやはり同じ気持ちだった様子。
頑張ったところは、翼と体・顔に立体感が出るようにしたことです。
ほんとに、魂が抜けそうなくらい、私には頭と神経を使う作業でした!自分で自分の首を絞めている感満載です(汗)。
まとめ:マイクラキャラ弁当はこだわると難しいが作る価値あり!
今回はマイクラキャラ弁当の特徴と作り方を、実際に私が作った弁当を紹介しながら解説しました。
マイクラキャラ弁当は、簡単な構図もありますが、こだわると結構難しく大変です。
しかし出来上がったときの達成感は半端なく、子供が喜んでくれること間違いなしです。
「大変だけど作って良かった」ときっと思えるでしょう。
もしお子さんがマイクラに興味があって、「マイクラキャラ弁作って見ようかな」と思ったら、ぜひこの記事を参考にしていただけたら嬉しいです。
そしてその達成感や子供の笑顔見たさに、沼にハマりすぎないようにも気をつけてくださいね。
それは私です・・・。
でも、きっとこんなに凝ることが出来るのは、子供が小学生のうちだけと思うと頑張れます!
今回は以上です!
忙しいあなたの味方!時短家事を目指すならぜひ♪
いつも頑張っているご褒美に、たまにはこんな優雅なひととき♪