料理が苦手だったり、お弁当を作ったことがあまりない初心者の人にとって、忙しい朝のお弁当作りは中々ゆううつな作業ですよね。
朝は忙しくて、冷食メインだし作るだけで精一杯だよ~
全体的に茶色で「映え」とは無縁なお弁当を、簡単においしそうに見せる方法ってあるかな?
そんな悩みを持つ人が簡単にできる、「映え」るお弁当の作り方のポイントをまとめました。
- 冷食メインのお弁当でも簡単に、「映え」るお弁当にする3つのポイント
- 彩りをプラスできる簡単レシピ3つ
かくいう私は、必要に駆られお弁当を作り初めて15年経ちます。
いまだに料理はあんまり得意じゃないし、プロの方とはほど遠い、冷食をよく使ったフツーな感じ?のお弁当を作ってます。
しかしそんな私でも長年やっていると、ちょっとしたことでぐっと見栄えが良くなる、簡単な映えるコツが分かってきました。
今回ご紹介するポイントやレシピは、料理が苦手な人やセンスに自信がないお弁当作り初心者さんでも、簡単にできるものばかりです。
ポイントをちょっと意識するだけで、今までよりも、おいしそうなお弁当に見えるようになりますよ。
ぜひご覧になり、参考にしていただけたら嬉しいです。
簡単に映えるお弁当にする3つのポイント
まずは簡単に映えるお弁当になるポイントを3つご紹介します。
- 緑・黄・赤色の食材を取り入れる
- 同じ色は離して詰める
- 立体的に、きつめに詰める
緑・黄・赤色の食材を取り入れる
お弁当のおかずに、緑・黄・赤色の食材を意識して取り入れてみましょう。
ごはんの「白」とメインのおかずの「茶」は、意識しなくても大抵はお弁当に入りますよね。
そこに食べ物の代表的な色である上記の3色を加えると、色のバランスが整い、彩り豊かで美味しそうなお弁当になります。
- 緑・・・ブロッコリー、アスパラガス、オクラ、枝豆など
- 黄・・・卵、コーン、チーズ、たくあんなど
- 赤・・・ミニトマト、カニカマ、イチゴ、赤ウインナーなど
- 茶・・・コロッケ、肉、魚などのメインのおかず
- 白・・・ごはん
- 黒(紫)・・・海苔、黒ごま、ひじきなど
食材で色を取り入れるのが難しい場合、お弁当箱やお弁当カップなどのグッズの色で取り入れるのも簡単でおすすめです。
3色もおかず用意できない~
必ず3色全部いれなくても大丈夫。
まずはどれか1色をいれてみようね。
3色全てだとハードルが高いと感じる場合は、まずはどれか1色を加えるところからやってみましょう。
緑をプラスするだけでも、メインの茶色が引き立ちます。
緑の食材なら野菜がプラスされるから、栄養バランス面も良さそうだよね。
同じ色は離してつめる
同じ色同士のおかずは、離して詰めましょう。
同じ色同士を隣り合わせにしてしまうと、メリハリが無いお弁当に・・・
そんなときは別の色を挟んで、離してつめるとメリハリができて彩りが良くなります。
そのときに、色の反対色(補色)を隣り合わせにすると更に彩りアップ!
茶色や赤に緑、黄色に紫など、反対色同士はお互いの色を引き立たせるのだそうです。
ぜひ試してみてくださいね。
立てて立体的に、きつめに詰める
おかずは、立てて立体感が出るように詰めましょう。
そして偏りがでないように、きつめに詰めます。
ちょっと意識するだけでも、見違えて美味しそうなお弁当になりますよ。
逆に平たくスカスカの詰め具合だと、なんとなく寂しそうなお弁当に・・・。
だけど立てかけるのは難しいし、色々詰めるのが大変だよ!
そんなときに活躍するのが、お弁当カップです。
お弁当カップはおかずの偏りを防いでくれますし、張りのある紙カップなら具材を立てかけやすくなります。
カラフルなカップなら、彩りも添えられて一石二鳥です。
葉っぱで仕切ったり、仕切らないでおかずを詰めたらお洒落でプロっぽいけど、どうしても味移りが気になってしまう・・・。
そんな人のおかず仕切りにもお弁当カップは大活躍です。
ちょっと斜めに立てかけると、おかずの全体が見えてさらにいい感じになります。
余裕がでできたらやってみましょう。
彩りを簡単にプラス!色別レシピ
私のような料理苦手!あんまり好きじゃ無い人でも気軽に作れる、私のレシピを紹介します。
毎日のお弁当に、彩りを簡単に加えられます!
味は好みでアレンジしてくださいね。
緑の簡単レシピ
緑の野菜は冷凍食品を使っても簡単に添えられます。
特に枝豆は、凍ったままお弁当に入れられて、すき間を埋めるのにも便利です。
生野菜をそのまま入れる場合は、特に衛生面に気をつけてください。
さっぱりした漬物が食べたいな!というときに便利な、簡単レシピを次にご紹介します。
キュウリのめんつゆ付け
最近私がハマっている、おつまみにもなるレシピです。
それまで市販の浅漬けの素で作ってましたが、このレシピを知ってからはこればっかり!
素を買わなくても美味しい浅漬けが作れちゃいます。
しかも2~3日はもつので、お弁当や夜のおかずにも大助かり。
キュウリはたたいた方が、味がしみて美味しいです。
味が浸透する時間が必要なので、前日までに用意してください。
水っぽいので、お弁当に詰めるときはよく水気を切ってから詰めてください。
材料(2人分)
- キュウリ2本
- めんつゆ大さじ1
- 砂糖小さじ1
- 塩ひとつまみ
- 酢(お好みで)適量
- 白いりごま 適量
作り方
- キュウリはへたを切って、4等分くらいにへし折る
- ビニール袋に入れて、麺棒などでたたく。
- 別のビニール袋に材料を全部入れて、少し揉み、冷蔵庫へ。
- 数時間たつと味が浸透してさっぱり美味しい浅漬けに!
黄色の簡単レシピ
卵のレシピをいくつか覚えておくと便利です。
黄色を取り入れるとお弁当が明るい雰囲気になりますよね。
慣れないうちは火加減がつかめず失敗も多いですが、上手く卵がまとまらなくても「炒り卵」や「炒め物」ってことで何とかなります笑。
失敗してもくじけず何回も繰り返しやっていると、だんだんコツを掴んで上手になってきますよ。
のり巻き卵焼き
材料(1人分)
- 卵 1個
- のり 4分の1枚
- 酒 大さじ2分の1
- 砂糖 小さじ1
- 塩 少々
- サラダ油 適量
作り方
- まな板の上にペーパータオルを1~2枚敷いておく。
- 卵を割りほぐし、酒、砂糖、塩を入れて混ぜる。
- フライパンに油を熱し、1の卵を入れ、菜箸で大きく混ぜる。
- 半熟状になったらのりを乗せ、フライパンの上側から自分の手前に向かって巻いていく。
- ペーパータオルの上に卵焼きを移し、くるんで形を整える。
- 食べやすく切って出来上がり!
豆苗とベーコンのオムレツ
材料(1人分)
- 卵 1個
- 豆苗 適量
- ベーコンorハム 1枚
- 牛乳 大さじ2分の1
- 塩・こしょう 各少々
- バターorマーガリン 大さじ2分の1
作り方
- 豆苗は2~3cm位、ベーコンは5mm幅に切る。
- ボウルに卵を割りほぐし、ベーコン・牛乳、塩・こしょうを加える。
- フライパンにバターを熱し、豆苗を軽く炒める。
- 2の卵を入れて手早く大きく混ぜ、半熟になったらオムレツの形にする。
まとめ:食べる人が見た目も喜んでくれたらまた頑張れる
この記事では、料理が苦手な人やお弁当初心者の人でも簡単にできる、
- お弁当を美味しそうに「映え」させるポイント
- 簡単に彩りを添えられるレシピ
をご紹介しました。
- 緑・黄・赤色の食材を取り入れる
- 同じ色は離して詰める
- 立体的に、きつめに詰める
「映える」お弁当作りの一番の目的は、食べる人が「おいしそう」と思って、おいしく食べてくれること。
味はもちろんですが、見た目も喜んで貰えたら、次も頑張ってお弁当作ろう!とやる気が出ますよね。
(作ってもらうだけでも感謝してねって思ったりもしますけどね!)
私もまだまだ修業中です。
一緒に、簡単なところから少しずつ、ゆるく実践していきましょう!